ジャカルタマザーズクラブ*の生活サポートで、ボランティアスタッフとして活動した経験のある二瓶さんにお話を伺いました。
*ジャカルタマザーズクラブ(JMC)は、ジャカルタに在住する妊婦さんや子育て中のお母さんたちの生活が少しでも快適で有意義なものになるようにと、 様々な情報を提供し、生活を支援する、会員制ボランティアグループです。
二瓶さん
ジャカルタ渡航時に4歳だった息子さん
は、インター幼稚園に通園。
海外滞在歴は、インドネシア(ジャカルタ)1年半。
Q)どのようなきっかけで、ボランティアに参加しましたか?
A)息子と同じ幼稚園のママ友に誘ってもらって。マザーズクラブのことはもともと知っていました。渡航前からHPの幼稚園や医療情報は何度も見ていましたし、バザーに買い物に行ったこともあります。一度ミーティングを見学して、スタッフの皆さんが本当に素敵な人ばかりで、その人柄に惹かれました。渡航前は保育士として働いていたので、マザーズクラブが扱っていたイベントのテーマ(ペアレント・トレーニング)にすごく興味があったというのもありました。スタッフになってもっと学んでみたいなと。
Q)スタッフをしてみていかがでしたか?
A)仕事を辞めて渡航して、最初は子どもと2人の世界を楽しんでいたのですが、段々家族だからこそ適度な距離が必要だなと感じていました。だからペアトレで見直すきっかけをもらえたように思うし、ボランティアスタッフの時間に意味があったと思います。他のスタッフの話を聞くだけで、保育士としての勉強に向けてのエッセンスをもらうこともできました。外に出て、少しは自分も役に立っているという経験が支えになったように思います。
大人になると、仕事や子ども関係の知り合いは増えていきますが、自分だけの友人はなかなか作りにくいですよね。コロナもそうですけど同じ苦労を経験した仲間ができたことが私にとっては一番大きかったです。
Q)帰国後は何をされていますか?
A)児童養護施設で働いています。スタッフ時代の学びから子どもへの見方が少し変わるといいなと思っています。
ボランティア仲間のことを楽しそうに沢山お話くださって、本当に良い時間を過ごされたのだなぁと感じる暖かなインタビューになりました。
インタビュー 大橋ひとみ(認定心理士)
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